©昌原光一/ひらくスタジオ
江戸、1794年(寛政6年)。 役者の全身を描くことが当たり前だった時代に、浮世絵師・写楽は、あえて役者の顔を大きく捉えた「役者大首絵」を生み出した。 厳しい奢侈禁止令に逆らい、使用を禁じられていた雲母(きら)の粉を用いた大胆な作風は、名高い喜多川歌麿をもしのぐほどだった。 歌川豊国が役者たちを理想化して描くことで大衆の人気を集める一方、写楽は彼らの欠点や老いまでも誇張して描いた。 正反対の美意識がぶつかり合う中、果たして世間は写楽の作品をどう評価するのか!?
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